リレーアタックによる自動車盗 横浜市磯子区
- 2022年3月8日
- コラム
横浜市磯子区の自動車窃盗事件を例に、リレーアタックと呼ばれる自動車窃盗の手口について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部が解説致します。
横浜市磯子区の自動車窃盗事件
学生のAさん(20代)は、窃盗の共犯者と共に、自動車窃盗を企てました。
Aさんたちは横浜市磯子区内で、自宅に駐車されている自動車を リレーアタック という手口で窃盗することを繰り返していました。
しかし、神奈川県磯子警察署に自動車窃盗の被害届が多数提出されたことにより、捜査が進められた結果、Aさんらは窃盗罪の容疑で逮捕されました。
Aさんの家族は、Aさんが逮捕されたという連絡を受け、刑事事件を扱う法律事務所に相談することにしました。
(フィクションです)
窃盗罪で逮捕された場合
窃盗罪 刑法第235条
他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。
検察庁の発表によると、窃盗罪の容疑で逮捕・勾留された場合の起訴率は約63%だったようです。
この結果から、窃盗罪で逮捕された場合、公判請求される可能性が高いことがわかります。
(検察庁統計『2020年 罪名別 既済となった事件の被疑者の勾留後の措置』2021年8月31日更新)
自動車窃盗の手口 リレーアタックとは
リレーアタックとは、スマートキーを持っている人や、スマートキーが置いてある場所に近づき、スマートキーから発信されている微弱な電波を、特殊な機器を使用して、車両の側にいる共犯者に電波を増幅して中継し、車両を解錠してエンジンを始動させ、自動車を窃取する手口です。
ちなみに、自宅に駐車されている自動車を窃取する場合、電波を受信するためには駐車場内に侵入する必要があります。
たとえ、窃盗が未遂で終わったとしても、窃盗未遂罪だけでなく、住居侵入罪も成立する可能性があります。
神奈川県の自動車窃盗事件の発生状況
神奈川県警察の発表によりますと、令和3年12月末の自動車等・車上ねらいの自動車盗の発生は264件だったようです。
この発生件数は、昨年の同時期の件数と比較しますと、51件(23.9%)増加しているようです。
もし、ご家族が自動車窃盗事件を起こしてしまった場合は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部へご相談下さい。
窃盗事件に強い弁護士
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部では、過去の窃盗事件に置いて、被害者の方と示談を成立させ、不起訴処分を獲得した実績が多数ございます。
もし、窃盗事件を起こし、取り調べを受けている方や、ご家族が窃盗罪の疑いで逮捕されてしまいお悩みの方は、ぜひ一度、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部の無料相談サービス、または初回接見サービスをご活用下さい。
窃盗事件に関するご相談は フリーダイアル ☎0120-631-881 にて、24時間年中無休で承っております。