事情聴取で逮捕が不安
- 2021年9月18日
- コラム
事情聴取で逮捕が不安
事情聴取で逮捕が不安だというケースについて、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部が解説します。
〜事例〜
Aさんは、神奈川県横浜市西区内で買い物をしている際、市内にあった雑貨店Vで、商品の小物を万引きして持ち帰ってしまいました。
その後、Aさんの元に神奈川県戸部警察署から連絡が入りました。
連絡をしてきた警察官曰く、神奈川県横浜市西区の雑貨店から窃盗罪の被害届が出ていて、そこを利用したことのあるAさんから事情聴取をしたいとのことでした。
Aさんは、この事情聴取の要請に応じて警察署に行ったら逮捕されてしまうのだろうかと不安になり、弁護士の無料相談で話を聞いてみることにしました。
(※この事例はフィクションです。)
・事情聴取に行く=逮捕される?
この記事を読んでいる方の中にも、「事情聴取」という言葉を聞いたことがあるという方は少なくないでしょう。
法律系の番組やドラマなどでも、「事情聴取」という言葉は度々登場しています。
「事情聴取」とは、法律にそういった言葉で規定されているわけではなく、簡単に言えば「取調べ」のことを指します。
事情聴取では、文字通り、刑事事件等について、事情聴取されている人から事情や状況を聞き取っていきます。
何かしらの刑事事件に関わった場合、まずは警察に事情聴取に呼ばれるケースも多いです。
今回の事例のAさんは、窃盗事件について事情聴取したいと警察から連絡が来ているところのようです。
こうした事情聴取の要請が来ているだけの段階では、自分が単なる参考人として話を聞かれるだけなのか、それとも被疑者として犯罪をしたと疑われているのかといったことも明確に分からない場合も多いです。
警察の事情聴取に慣れているという方は多くはいないでしょうから、今回の事例のAさんのように、事情聴取に行けばそのまま警察署で逮捕されてしまうのではないかと不安になる方もいるでしょう。
実際に、事情聴取に行って警察署で話をした結果、逮捕状を請求してその場で逮捕となった、というケースも存在しますから、その不安は当然と言えるでしょう。
では、事情聴取をずっと拒否してしまえばいいのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、特に理由もなく事情聴取を断り続けていれば、逃亡や証拠隠滅を疑われて逮捕されてしまうおそれが出てきてしまいます。
事情聴取自体は任意のものですから、拒否することもできるのですが、逮捕のリスクを避けたいのであれば、無視し続けたりすることも本当に適切かどうかは難しいところがあります。
だからこそ、事情聴取に呼ばれた段階で、すぐに弁護士に相談してみることをお勧めします。
弁護士であれば、参考人であった場合の対応や、被疑者として呼ばれた場合の対応についても詳細にアドバイスをすることができます。
さらに、万が一その場で逮捕となった場合の対応などについても助言することが可能です。
弁護士に事前に依頼していた場合には、たとえば逮捕を回避するために警察と交渉することができたり、逮捕されてしまった場合に即座に釈放を求める活動を開始できたりするメリットもあります。
依頼するにせよしないにせよ、まずは弁護士の話を聞いておくことが望ましいと言えるでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部では、事情聴取に呼ばれて不安を感じている方、逮捕されるかもしれないとお悩みの方のご相談・ご依頼を受けつけています。
0120-631-881では、専門スタッフがご相談者様のニーズにあった弊所サービスをご案内しています。
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