(事例検討)神奈川県南足柄市で万引き事件を起こしたら?成立する罪と示談交渉について
- 2024年6月5日
- コラム
(事例検討)神奈川県南足柄市で万引き事件を起こしたら?成立する罪と示談交渉について
神奈川県南足柄市で発生したとする架空の万引き事件を踏まえて、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部が検討します。
【ケース】
神奈川県南足柄市在住のAさんは、南足柄市の会社に勤める会社員です。
Aさんは事件当日、南足柄市内のコンビニエンスストアにて弁当とドリンク(3点計1,082円)を、精算することなくカバンに入れて持ち出す万引き行為をしました。
バックヤードで休憩していた店員XさんがAさんの万引き行為の一部始終を防犯カメラで見ていて、Aさんが店を出たところで声掛けし、Aさんは万引きを認めました。
南足柄市内を管轄する松田警察署の警察官は、Aさんを万引きによる窃盗罪で逮捕しました。
Aさんの家族は被害を受けたコンビニエンスストアに行き謝罪しようとしましたが、受け入れられませんでした。
≪ケースはすべてフィクションです。≫
【万引き行為による窃盗罪の成立】
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど小売店にて商品を無断で持ち出す行為は俗に万引きと呼ばれ、窃盗罪に問われます。
条文は以下のとおりです。
刑法235条 他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。
【示談交渉について】
窃盗罪のように被害者のいる事件の場合、示談交渉は重要な弁護活動の一つと言えます。
しかし、こと万引き事件の場合、被害者(被害店舗やオーナー)が示談を拒否することが少なくありません。
その理由としては、被害店舗にとって万引き被害は重大な損失であり、被疑者(加害者)に対して処罰意思が強い場合や決定権がなく判断できない場合があるなど、様々です。
被疑者やその家族が謝罪や被害品の買い取り、示談交渉などを行っても拒否される場合が少なくありませんが、弁護士が代理人としてこれまでの経験を生かして示談交渉を行うことで、示談締結となる場合もあります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部は、万引きを含めた窃盗事件での弁護活動の経験が豊富で、示談締結と相成った事例も少なくありません。
神奈川県南足柄市にて、家族が万引きなどの窃盗事件で逮捕され、示談交渉やその可能性について知りたい場合、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部の弁護士による初回接見サービス(有料)をご利用ください。