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プロ野球と刑事事件 | コラム | 刑事事件の弁護士ならあいち刑事事件総合法律事務所 堺支部

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プロ野球と刑事事件

プロ野球と刑事事件

プロ野球が刑事事件に発展する可能性やその手続について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部が解説致します。
【ケース】
神奈川県横浜市中区在住のAは、横浜市内の高校に通う高校生です。
Aは野球が大好きで横浜市中区内の野球場で野球観戦をすることを趣味としていました。
ある日、Aが球場で野球観戦をしていた試合で、ピッチャーがバッターボックスに立つバッターにデッドボールを当ててしまったり、ホームベース上でクロスプレーが行われたり※、乱闘騒ぎに発展してしまったりと様々なトラブルが生じました。
そこでAは、プロ野球選手が野球をしていて刑事事件に発展することはないのか、知りたくなりました。

※現在ではコリジョンルールが採用されています。

≪ケースは全てフィクションです。≫

【プロ野球が刑事事件に?】

プロ野球観戦と刑事事件を結び付けて考える方は少ないかもしれません。
しかし、以下で見るように暴行罪や傷害罪などに発展するという可能性がないとは言えません。
以下で検討致します。

・ピッチャーがバッターにデッドボールを当てた
御案内のとおり、ピッチャーはキャッチャーに向かって硬球と呼ばれる硬いボールを投げます。
ボールはベースの上やその付近にボールを投げることになりますが、ベースの数十センチメートル先にはバッターが立っています。
たとえプロ野球選手とはいえ、失投によりバッターにボールが当たることもあります。
これをデッドボールと呼びます。
よって、被疑者はピッチャー、被害者はバッターになります。

デッドボールは刑事事件になるのでしょうか。
まず、デッドボールはおおよそ失投、つまりミスにより生じます。
失投によりデッドボールになった場合、故意を前提とする暴行罪や傷害罪は成立しません。
仮に成立するとすれば過失致傷罪や過失致死罪です。
デッドボールでバッター(被害者)が怪我したり死亡した場合に成立が検討されます。
もっとも、「過失」とは結果を予見できる状況で注意を怠ることで結果が生じてしまう場合を指すのですが、ピッチャーがデッドボールを予見できるかといわれると、難しいと考えられます。

なお、いわゆる報復死球と呼ばれるデッドボールがあります。
報復死球は故意にデッドボールを狙っていることから、暴行罪や傷害罪の成立可能性があります。
ただし、暴行罪や傷害罪は故意を立証する必要があります。
プロ野球選手や野球に関心が強い方であれば、試合の展開や目線などから報復死球を予見することは不可能ではありませんが、検察官がそれを立証できるかといえば、現実的ではなく、捜査機関は検挙すること自体考えにくいです。

・ホームベース上でランナーとキャッチャーが衝突した
現在はコリジョンルールがあるためキャッチャーがホームベースでブロックすることは禁止されていますが、以前はホームベース上での衝突がありました。
被疑者はランナー、被害者はキャッチャーになります。
これも、デッドボールと同じで、その多くは「過失」がないとして罪に当たりません。
また、客観的に見て明らかにキャッチャーを倒す目的でスライディングするランナーも実在しましたが、「故意」の立証が難しいと考えられます。
なお、キャッチャーがボールをこぼすことを目的としたスライディングという解釈もあり得ますが、この場合は正当行為として、違法性阻却事由に当たると考えることができるかもしれません。

・乱闘騒ぎに発展した
プロ野球選手は必死にプレーしていることから、しばし乱闘騒ぎに発展することがあります。
乱闘は、いわゆる暴行罪や傷害罪の検討が適用されます。
結論から言うと、乱闘は暴行罪や傷害罪にあたります。
ではなぜ検挙されないのかについて検討すると、被疑者も被害者もプロ野球選手あるいは監督・コーチであり、その試合で乱闘騒ぎに発展したとしても試合を続行すること、翌日以降もプレーをするということは望んでいても、被害者が被疑者(被告人)に対して厳しい刑事処分を望んでいないと考えられるからです。
ただし、被害者が刑事罰を望んでいたり、乱闘により出血多量や選手生命に影響するような重傷を負ったりした場合には、刑事事件に発展する可能性があります。

【プロ野球で刑事事件になった実例】

プロ野球で刑事事件に発展したという事例は極めてまれです。
しかし、実はプロ野球の歴史上、刑事事件に発展した事例はございます。
詳細は省きますが、横浜スタジアムで行われた試合で、ビジター側のコーチ陣が塁審と球審に対して殴る・蹴るといった暴行を加えた結果、被害者である審判が怪我を負ったという事件でした。
試合後、神奈川県加賀町警察署の警察官は捜査を行い、検察官は略式起訴し、簡易裁判所は略式罰金の判断を下したと言われています。

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横浜支部 支部長 弁護士
國武 優

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