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Uターンラッシュ中に交通事故を起こしてしまった | コラム | 刑事事件の弁護士なら横浜の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所

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Uターンラッシュ中に交通事故を起こしてしまった

Uターンラッシュ中に交通事故を起こしてしまった

Uターンラッシュ中交通事故を起こしてしまったというケースについて、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部が解説します。

~事例~

Aさんは、年末に帰省していた実家から、横浜市中区内にある自宅へ戻るために、自動車を運転していました。
しかし、Aさんの運転する自動車は、ちょうどUターンラッシュに巻き込まれ、なかなか進まない渋滞に陥ってしまいました。
もう少しで自宅に到着するというところであるのに自動車の列が進まない状態にいらだっていたAさんは、ブレーキを踏むタイミングを外してしまい、Aさんの前を走っていたVさんの車両に追突する交通事故を起こしてしまいました。
Aさんは急いで神奈川県加賀町警察署に通報し、Vさんらのために救急車も呼びましたが、Vさんとその同乗者Xさんはそれぞれ全治2週間程度のけがを負ってしまいました。
Aさんは、警察官から、「過失運転致傷罪の容疑で話を聞くことになる。後日呼び出すことになると思うので応じるように」と伝えられました。
Aさんは、呼び出された後にどういった対応をすべきなのか、これから自分がどうなるのか不安に思い、弁護士に相談してみることにしました。
(※この事例はフィクションです。)

・Uターンラッシュで交通事故を起こしてしまった

Uターンラッシュとは、実家などに帰省していた人たちが、元々住んでいた家などに戻る際に発生する混雑のことを指します。
Uターンラッシュは、お盆や年末年始など、帰省する人の多い時期に帰省ラッシュから遅れて発生する混雑ですから、この1月初旬はUターンラッシュが発生しやすい時期であるといえるでしょう。
こうしたUターンラッシュなどで交通量が増えると、その分交通事故が起こることもあります。

今回の事例のAさんのように、Uターンラッシュなどの渋滞で減速している場合であれば、大きな交通事故にはならないのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今回の事例のAさんのよう、に不注意で前方の自動車に追突する交通事故を起こしてしまい、被害車両に乗っていた人がけがをしてしまえば、自動車運転処罰法にある過失運転致傷罪が成立する可能性が出てきます。

自動車運転処罰法第5条
自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。
ただし、その傷害が軽いときは、情状により、その刑を免除することができる。

過失運転致傷罪が成立する交通事故としてよくイメージされる交通事故は、自動車同士が勢いよく衝突するような交通事故や、歩行者との接触事故といった交通事故でしょう。
しかし、Uターンラッシュなどの渋滞中でスピードが出ていなくとも、後ろから車に追突されれば、その衝撃は大きいものであり、流血するようなけがでなかったとしても、むち打ちやねん挫などのけがを負ってしまう可能性は十分考えられます。
むち打ちや捻挫といったけがは、交通事故当時は分からなくても、後日症状が出たことで負傷していたことが発覚するというケースもあるため、交通事故から日が経ってから、物損事故から過失運転致傷罪の容疑に切り替わるというケースもあります。

加えて、交通事故の態様が、前の車に勢いよく追突してしまった場合には、玉突き事故となり、被害が拡大してしまうという場合も考えられます。
玉突き事故となってしまえば、過失運転致傷事件の被害者が複数人存在することも考えられます。

なお、交通事故の相手側にけが人がいなかったとしても、交通事故を起こした場合には警察に届け出る義務があることに注意が必要です。

道路交通法第72条
交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員(以下この節において「運転者等」という。)は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。
この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員。以下次項において同じ。)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署(派出所又は駐在所を含む。以下次項において同じ。)の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について講じた措置を報告しなければならない。

交通事故を起こしても警察に事故を届け出なければ、たとえ人にけがをさせていなかったとしても当て逃げとなってしまいます。
交通事故を起こしてしまって焦ってしまうかもしれませんが、まずは警察に通報しましょう。

Uターンラッシュなどの交通量が多い状況では、普段と異なる道路状況ゆえに交通事故が起こってしまうかもしれません。
注意しながら運転することはもちろんですが、もしも交通事故を起こして刑事事件の被疑者となってしまったら、早めに弁護士に相談することをおすすめいたします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部では、交通事故によって刑事事件の被疑者となった方のご相談・ご依頼も受け付けています。
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國武 優

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